五十八番 / 大弐三位
原文
有馬山 猪名の笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする
ありまやま ゐなのささはら かぜふけば
いでそよひとを わすれやはする
訳
有馬山のふもとにある猪名の笹原に風が吹くと、笹の葉がそよそよと鳴りますが、そうです、その音のように、 どうしてあなたを忘れたりするも のでしょうか。
有馬山 猪名の笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする
ありまやま ゐなのささはら かぜふけば
いでそよひとを わすれやはする
有馬山のふもとにある猪名の笹原に風が吹くと、笹の葉がそよそよと鳴りますが、そうです、その音のように、 どうしてあなたを忘れたりするも のでしょうか。