二十四番 / 菅家
原文
このたびは ぬさもとりあへず 手向山
紅葉のにしき 神のまにまに
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
もみぢのにしき かみのまにまに
訳
今度の旅は急いで発ちましたので、捧げるぬさを用意することも出来ませんでした。しかし、この手向山の美しい紅葉をぬさとして捧げますので、どうかお心のままにお受け取りください。
このたびは ぬさもとりあへず 手向山
紅葉のにしき 神のまにまに
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
もみぢのにしき かみのまにまに
今度の旅は急いで発ちましたので、捧げるぬさを用意することも出来ませんでした。しかし、この手向山の美しい紅葉をぬさとして捧げますので、どうかお心のままにお受け取りください。